SL ジャパン、監視制御システムのグラフィック操作画面を比類なくコンパクトで
高速な HTML5 コードに変換できる SL-GMS Web/Developer の新 V3.0a をリリース
多彩なグラフィック機能を追加し、高対話性でコンテンツリッチな操作画面の
Web 運用をさらに強化
2021 年 9 月 21 日
リアルタイムデータのグラフィックな可視化と監視で業界をリードする株式会社 SL ジャパン(所在地:
東京都港区、代表取締役社長:羽島良重、米国 SL 社の日本法人)は、昨年9月に HTML5 対応の新製品 V1.0a として SL-GMS ラインアップ (C++, Java, .NET) に追加した SL-GMS Web/Developer の新バージョン 3.0a を、リリースしました。
今年3月にリリースした V2.0a では、JavaScript (HTML5) の組み込みグラフとテーブルが追加され、複数
現場における制御システムからの IoT データを集約して一元監視するダッシュボードの開発を支援強化しました。そして今回の新バージョン 3.0a では、下記の多彩なグラフィック機能を追加し、さらに高度な Web 運用の監視制御システムまたは監視ダッシュボードをより容易に実現できます:
- コールバック機能でグラフやテーブルから詳細画面へドリルダウン
- 複数の画面レイヤ機能でオブジェクトの可視性を変化
- 連続ズームと矩形で領域選択ズーム
- 実行中に画面上のイメージを動的に置き換え
- Leaflet 地図画面に動的グラフィックオブジェクトをインスタンスなど
SL-GMS は、監視制御システム (DCS/SCADA) のダイナミック GUI/HMI ならびに固有のカスタムエディタを開発するためのツールです。機器の入切や開閉、しきい値で警報色が変わる、遮断・接続など、さまざまな動的属性を持ったグラフィックモデルをアプリケーションから独立して SL-GMSDraw エディタで対話的に作成し、すぐにその動的振舞いをプレビューして確認できます。これによって、高性能なグラフィック
画面の開発および保守工数を大幅に削減できます。
HTML5 版の SL-GMS Web/Developer は、従来の SL-GMS 製品 (C++, Java, .NET 版) と共通の
SL-GMSDraw エディタで作成した監視制御システムのグラフィック操作画面を、コードジェネレータを
使って比類なくコンパクトで高速な HTML5 コードに変換し、Web 運用することを可能にした新製品です。これにより、制御室と同じコンテンツリッチで高対話性のグラフィック監視画面を Web ブラウザでクラウド運用でき、ローカル運用と同等の高い性能で、異種 OS パソコンの他、スマートフォンやタブレットなど幅広い端末からアクセスして操作できます。
SL-GMS は国内においても、電力・エネルギー監視、空港・鉄道・道路などの設備監視、ビル管理 (BA)、
セキュリティ監視、水処理、製造ライン監視などのさまざまな制御システム (DCS/SCADA) に組み込まれて再販されており、日本の社会インフラを支えるシステム構築の一端を担ってきました。
■SL-GMS Web/Developer (HTML5) 製品について:
https://www.sl-j.co.jp/products/devtools/slgms_webdev.shtml
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