複数現場からの異種性能データを集約して可視化する監視システムを、RTView でカスタム構築
RTView ではデータベースやストリーム処理エンジンなどのミドルウェアに集約された、複数のデータセンターや事業所、工場・プラント・ビルなどにおける、さまざまな既存の性能監視データ(※)を短時間で容易に一元可視化することができます。 (※)物理インフラ層、IT インフラ (アプリケーション・インフラ) 層、ビジネス/オペレーション/サービス管理
IoT - 複数の工場、プラント、ビルなど
「IoT データの監視ダッシュ ボード」デモビデオ (0分54秒) |
たとえば、(生産、電気、IT などの)設備監視の場合、複数の工場やビルにおける稼働状況を地図上で把握できるサマリー画面から、アラートが出ている特定の工場やビルにドリルダウンし、さらにフロア全体を見るアラート画面から特定の設備詳細へとドリルダウンし、関連するサービス、環境、気象、セキュリティなどの状況とともに確認できる監視ダッシュボードを、RTView のポイント&クリックのビルダーを使って、短期間でカスタム構築することができます。 |
電流・電圧計、水圧・流量計など、ネットワークに接続されたさまざまな装置機器からリアルタイムに収集されるデータを中央監視する 「モノの監視 (Monitoring of Things)」は、SL 社が SL-GMS による高度な監視制御システムの可視化で長年得意としてきた専門分野です。
エンタープライズ向けのビジネス・マガジンである Insights Success 誌 June 2016 号では、米 SL 本社は 「急成長 IoT ソリューション・プロバイダ企業トップ10」 に指名されました。
The 10 Fastest Growing IoT Solution Provider Companies:
SL Corporation: ミッションクリティカルな指令制御システムのエキスパート
DCIМ+サービス状況の監視 - 複数のデータセンターや事業所
どのような性能データやシステムにも接続できる RTView では、アプリケーション・インフラを支える電力・空調設備などの「物理インフラ層」からの性能データをそれらの監視制御システムから集約することもでき、さらにアプリケーション・インフラが支えるビジネス、オペレーション、サービス管理など、さまざまな関連する性能指標データを複合的に統合することが可能です。
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たとえば、複数のデーターセンターで運用しているサービスを提供するシステムの性能監視に、ラックや電源、空調設備といった「物理インフラ層」からの監視データを統合し、さらには SLA などのサービスの状況を、気象・電力需給状況などサービスに影響する情報とともに、複合的に可視化して統合できます。
これらのデータを集約するデータベースなどのミドルウェアや運用管理ツールには、RTView の JDBC 対応 SQL データ・アダプタで接続して一元可視化できます。
また、全社やグローバル展開となるので、シンクライアント運用でフィールドからマネジメントまで、社内専用のスマートフォンやタブレットからもアクセスができます。
データセンター全体の運用効率と可用性の最大化を図る「DCIM (データセンター・インフラ管理)」に サービス状況の監視を追加した適用例デモビデオ(1分3秒) |
RTView は、さまざまな既存の性能データに接続し、リアルタイムに可視化して監視できるツールです。ポイント&クリックのビルダーを使って、データの集約とダッシュボード監視画面、キャッシュやクエリ、しきい値によるアラートと対応アクション、ヒストリアン(履歴)機能を、サービスやオペレーションに応じて、対話的に「カスタム構築」できます。