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RTView 製品構成

RTView では、サービスやオペレーションに応じてカスタマイズ、インテグレーション、監視ダッシュボードの構築を行える豊富なツール機能で構成されており、性能指標を監視するサンプル画面多数と、リアルタイムなストリーミング・データならびに永続化された性能データ(履歴)に接続するためのさまざまなアダプタを提供しています。

RTView ビルダー

ポイント&クリック操作の RTView ビルダー
(拡大図はこちらへ)


ダッシュボード監視画面、データ接続、データの集約と画面上での分析、アラートと対応アクション、ヒストリアン、セキュリティを、ポイント&クリック操作のビルダーで、対話的にカスタム定義できます。そして、すべての作業はライブのデータに接続して行えます。

機能が豊富ながらも、簡単操作の RTView ビルダー:

  • 豊富な関数 (カスタム関数)、コマンド (カスタム・コマンド)、さまざまな属性・設定ダイアログ
  • Google マップ・オブジェクトなど > 100 オブジェクト、豊富なオブジェクト属性ならびに各種のデータ付加 (接続) の設定、高度な画面ナビゲーション (遷移) 機能
  • データの相互関連付け: CDMS/DB (サービス・モデル) への接続、アラート定義、階層的なドリルダウン、オブジェクトにデータを付加(接続)、リンク・オブジェクト
  • インメモリ・キャッシュと物理的なデータベース間で透過的にデータを圧縮・展開してエイジング管理する高度な「ヒストリアン」の属性設定
など

RTView サーバと運用

ビルダーで対話的にカスタム定義したデータの集約や表示、キャッシュやクエリ、アラートとルールなどの「構成ファイル」は、変更することなくデスクトップまたはブラウザで透過的に運用できます。また、RTView のサーバ機能 (ディスプレイ・サーバ、データ・サーバ) によって、一つのアプリケーションの性能監視から大規模なグローバル・システムまでのスケーラビリティを提供し、運用されています。

RTView のディスプレイ・サーバによるシンクライアント機能で iPhone (左), iPad (中央),
Windows 10 タブレット (右) で表示される高対話性の監視画面

RTView のデータ・サーバによって、異なるデータソースと連携して接続し、複数のクライアントに効率良くデータを配信でき、セキュリティも強化。 アラート機能の起動や記録レポートの生成を自動的に行うよう設定できます。

RTView のディスプレイ・サーバによるシンクライアント機能で iPhone (左), iPad (中央), Windows 8 タブレット (右) で表示される監視画面 RTView のデータ・サーバによって、異なるデータソースと連携して接続し、複数のクライアントに効率良くデータを配信でき、セキュリティも強化。 アラート機能の起動や記録レポートの生成を自動的に行うよう設定できます。

RTView アラート

RTView では、管理者やオペレーション関係者がビジネス・オペレーションの健全性と状況を監視できる、高度でリアルタイムなアラート・エンジンを提供しています。このアラート・エンジンは、任意の RTView データソースに対する条件に基づき監視し、自動化された対応アクションを実行できます。

RTView のアラートは、ビルダーのアラート設定ダイアログで、しきい値や生成条件などを対話的にカスタム設定し、アラート画面もテーブル、グラフ、メータ、独自の部品などで、自由自在にカスタム構成することができます。

  • RTView では、次の4種類のアラート・タイプをサポートしています:
    1. しきい値によるアラート
    2. 離散型(特定値による)アラート
    3. 複数条件のアラート
    4. 外部イベントに連動するアラート
  • アラートによる自動化された対応アクション:
    アラートは、e-メール、システム・コマンド、SQL 文の実行、JMS メッセージの送信などの対応アクションを自動化することができます。
  • セルフサービス・アラート:
    RTView では、ユーザがしきい値、持続時間、アラート定義の設定を、エンドユーザが運用時に使いやすいユーザ・インタフェースを使って実行できる、セルフサービス・アラート機能を提供しています。
  • アラート・イベント管理:
    RTView は、アクティブなアラートに関連した状況を解決するために、個々のユーザが実行した対応アクションをトラッキングするアラート・アクション監査機能を提供しています。
  • RTView ヒストリアン

    RTView のデータ・ヒストリアン機能は、履歴データとともにリアルタイム・データを監視でき、より効果的な性能指標の分析を可能にしています。

    ヒストリアンは、主に次のような目的で使用されています:

    • ビジネス、オペレーション、パフォーマンスの分析:
      トレンド・グラフを実装し、現在のリアルタイム・データを履歴の値と比較して見ることができ、長期間に渡る評価指標の値を計算することが可能です。
    • ベースラインとアラート:
      履歴データをベースラインとして使用し、現在の指標データが平常範囲外になったときにアラートを発生することができます。
    • レポートと監査証跡:
      さまざまなレポーティングや監査機能を活用できるデータベースを作成し、RTView による履歴データを調査できます。

    また、RTView のヒストリアン機能では、ルール設定によって、データをどのように集約して圧縮するかを定義し、格納するデータ量を減らすことが可能です。

    RTView データ・アダプタ

    RTView では、さまざまなデータに接続するための各種アダプタを用意しています:

    • SQL (JDBC), XML, JMS, JMX, WMI, XML, SQL (JDBC), SNMP, Log4j, RRD, パイプ, エージェント, IBM WebSphere MQ, Oracle Coherence, Oracle WebLogic, Progress Sonic MQ, TIBCO, StreamBase, Splunk など

    上記の各種データ・アダプタによって、さまざまなシステムに接続できます:

    • ログファイル, アプリケーション・サーバ, Web サーバ, メッセージ指向ミドルウェア(MOM), ストレージ, データベース, ストリーム・データ/CEP(複合イベント処理)エンジン, BPM エンジン, 監視・管理ツールなど
    • 独自のデータ接続にカスタム・データ API:
      社内開発されたものを含め、既存のデータは概ね RTView の標準的なデータ・アダプタで接続できますが、さらにいかなる企業独自の特殊なデータも、RTView で用意しているカスタム・データ API を使ってそのデータ・アダプタを作成して、RTView のビルダーからメニュー選択して接続できるように設定できます。
    • http:// データ, フラット・ファイル, Web サービス, 汎用ポーリング・データ, 汎用非同期データなど

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