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HTML5 コード変換をさらに拡張した SL-GMS Web/Developer
新バージョン 4.2a をリリース

グラフィック系統図など制御室と同じ高対話性の操作画面を Web 化し、
比類なく高い性能でブラウザ運用

2024 年 9 月 18 日

リアルタイムデータのグラフィックな可視化と監視で業界をリードする株式会社 SL ジャパン (所在地:東京都港区、代表取締役社長:羽島良重、米国 SL 社の日本法人) は、制御室と同じ高対話性のグラフィック操作画面を比類なくコンパクトで高速な HTML5 コードに変換して Web 運用できる、SL-GMS Web/Developer の新バージョン 4.2a をリリースしました。

2020 年秋に待望の HTML5 版 SL-GMS 新製品としてリリースされた V1.0a に続いて翌年 2021 年にリリースした V2.0a と V3.0a では、組み込みグラフとテーブル、詳細画面へのドリルダウン、複数の画面レイヤ、連続ズームと矩形で領域選択ズーム、地図上に動的グラフィックオブジェクトをインスタンスなど多数の
新機能を追加し、複数現場から集約した IoT データを一元監視するダッシュボードの開発を支援強化しま
した。そして、2022 年にリリースした V4.0a では、オーバービュー小窓やブリンク機能など、従来の
SL-GMS 製品 (C++, Java, .NET) による開発でよく実装される多彩なグラフィック機能を HTML5 版に
追加し、制御システムのブラウザ運用を強化しました。さらに 2023 年にリリースした V4.1a では、
テーブル列に SL-GMS モデルを表示や Web フォントのサポートなど、細部に至って小回りが利く数々
の新機能が追加されました。

そして、以上の流れを継いだ今回の新バージョン 4.2a では、ローカルサブモデルに至って徹底的な
HTML5 コード変換の機能改善や NumericUpDown コ ントロールをサポート追加の他バグフィックス
など、引き続き制御システム (DCS/SCADA) の Web 化と、監視ダッシュボードの開発およびブラウザ
運用の強化を図っています。

SL-GMS は、監視制御システムのダイナミック GUI/HMI ならびに固有のカスタムエディタを開発する
ためのツールです。機器の入切や開閉、しきい値で警報色が変わるなど、さまざまな動的属性を持った
グラフィックモデルをアプリケーションから独立して SL-GMSDraw エディタで対話的に作成し、すぐに
その動的振る舞いをプレビューして確認できます。

HTML5 版の SL-GMS Web/Developer は、他 SL-GMS 製品 (C++, Java, .NET版) と共通の SL-GMSDraw
エディタで作成した監視制御システムのグラフィック操作画面を、コードジェネレータを使って比類なく
コンパクトで高速な HTML5 コードに変換し、Web 運用することを可能にします。これにより、グラフィ
ック系統図をはじめとする制御室と同じコンテンツリッチで高対話性の操作画面を Web ブラウザでクラ
ウド運用でき、ローカル運用と同等の高い性能で、異種 OS パソコンの他、スマートフォンやタブレット
など幅広い端末からアクセスして操作できます。

SL-GMS は国内においても、電力・エネルギー監視、空港・鉄道・道路などの設備監視、ビル管理 (BA)、
セキュリティ監視、水処理、製造ライン監視などのさまざまな制御システム (DCS/SCADA) に組み込まれて再販されており、日本の社会インフラを支えるシステム構築の一端を担ってきました。


 

■SL-GMS Web/Developer (HTML5) 製品について
https://www.sl-j.co.jp/products/devtools/slgms_webdev.shtml



■SL (Sherrill-Lubinski) 社について: 
https://www.sl-j.co.jp

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記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。


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