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64 bit 版 SL-GMS C++/Developer V7.2a で、
Red Hat Enterprise Linux 9 に対応したバージョンを追加リリース

制御システム (DCS/SCADA) のダイナミック GUI と固有のカスタムエディタの開発で、
1980 年代より進化し続けてきたロングセラー 用

2025 年 5 月 20 日

リアルタイムデータのグラフィックな可視化と監視で業界をリードする株式会社 SL ジャパン
(www.sl-j.co.jp 所在地:東京都港区、代表取締役社長:羽島良重、米国 SL 社の日本法人) は、
監視制御システム (DCS/SCADA) を専門とするダイナミック GUI/HMI と固有のカスタムエディタ
開発ツールとして長年の実績を誇る SL-GMS の 64 bit 版 C++/Developer V7.2a で、Red Hat
Enterprise Linux 9 をサポート追加してリリースしました。

現在は Windows 版と Linux 版を提供している SL-GMS C++/Developer は、UNIX 全盛期を迎えようと
していた 1980 年代来のロングセラー製品で、プロセス制御、ネットワーク管理、交通管制、宇宙・防衛
などの分野における世界で何万ものミッションクリティカルな監視制御システムで稼働してきました。

そして、SL-GMS C++/Developer 技術をコアにその後、ActiveX, Java, .NET Framework, HTML5, .NET 8
それぞれのフレームワークに展開したフル製品ラインアップで提供しており、共通の SL-GMSDraw
ダイナミックグラフィックエディタを使い、それぞれのアプリケーションから独立して、高対話性の
高性能なグラフィック操作画面を対話的に作成できます。そして、しきい値による警報色、タンク内
の水位変動、機器の入/切などの動的振舞いを、すぐにプレビューして確認できます。開発されたグラ
フィック操作画面が異なるフレームワーク間で再利用できる SL-GMS は、ライフサイクルが10年
前後におよぶ監視制御システムの更改を長年にわたって支援してきました。

さらに、SL-GMS C++/Developer で開発されたグラフィック操作画面は、2020 年 9 月にリリースされた
SL-GMS Web/Developer (HTML5) によって、比類なくコンパクトで高速な HTML5 コードに変換でき、
Web ブラウザで運用できるようになりました。

SL-GMS は国内においても、電力・エネルギー監視、空港・鉄道・道路などの設備監視、ビル管理 (BA)、
セキュリティ監視、水処理、製造ライン監視などのさまざまな制御システム (DCS/SCADA) に組み込まれて
再販されており、日本の社会インフラを支えるシステム構築の一端を担っています。


Linux で稼働する交通管制デモ (左) とバルブ開閉デモ (右)


■SL (Sherrill-Lubinski) 社について:
https://www.sl-j.co.jp



■SL-GMS について:  
https://www.sl-j.co.jp/products/devtools/slgms_devtools.shtml



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