SoftPLC 社と SL 社、Java HMI ソリューションを発表

SoftPLC と SL の両社製品が、パワフルな Web 対応のファクトリ監視制御システムを実現

現地時間 2001 年 6 月 25 日 -- 米国テキサス州オースティン市発
産業コンピュータ技術をベースにした PLC ライクな制御でリーダーの SoftPLC Corporation と、リアルタイム・イベントならびにプロセス監視制御のビジュアル化でリーダーの SL Corporation は、両社製品間における接続性を発表しました。両社の技術を結合することにより、SoftPLCｨ の組み込み型 Web サーバ技術をベースにしたコントローラと、SL-GMS J/Developerｪ ソフトウェアのツールを使って、ユーザは容易にブラウザ・ベースの HMI/SCADA システムを実現できます。

SoftPLC コントロール・ソフトウェアは、「ハードウェア PLC」で見られるリアルタイム制御を提供し、データ処理、ネットワーキング、スピードにおいてはさらに優る性能を実現している、産業コンピュータ向けの信頼性の高い、決定性 PLC（プログラマブル・コントローラ）です。SoftPLC は他の PC ベースの制御ソフトウェア製品と異なり Windows オペレーティング・システムで稼働するシステムではありませんが、多くのオープン・アーキテクチャの利点を提供しています。

SoftPLC 社は独自の HMI/SCADA 製品を提供しているのではなく、お客様が実質、SL-GMS J/Developer のようなツールで開発されたシステムを含む任意の HMI/SCADA 製品と一緒に SoftPLC を使用できるものです。SoftPLC の組み込み型 Java バーチャル・マシン (JVM) と Java 言語アプリケーション・プログラム・インタフェース (API) によって、SoftPLC は アプレット、 Java アプリケーション、Java Beans、Java スクリプトなどの Java 言語技術を採用したシステムにリアルタイム・データを提供することが可能です。SoftPLC の組み込み型 Web サーバを SL-GMS J/Developer のような Java で使用可能なユーザ・インタフェース・ツールと結合することによって、Web ブラウザがリアルタイム HMI システムになることを可能にします。

SL-GMS J/Developer は、リアルタイム・データによって駆動される高性能なダイナミック・グラフィカル・ユーザ・インタフェースの開発に理想的です。ユーザは、極めてコンパクトな Java アプレットを作成することができるため、インターネットまたはイントラネットをベースにした HMI システムに最適で、Java のクロス・プラットフォーム Web サポートの利点を活用できます。SL-GMS J/Developer は、SoftPLC とのリアルタイム・データ通信ならびにユーザ・インタラクションを提供する、使い勝手の良いアプリケーション・フレームワークを用意しており、SL-GMS ダイナミック・グラフィックスの外観は SoftPLC データ・テーブルの情報に応じて変わります。また、グラフからスイッチまでの豊富なオブジェクト・セットに加え、ユーザは独自のカスタム・ダイナミック・グラフィックスを作成することができ、開発環境における迅速なプロトタイピングを実現します。SL-GMS を使用することにより、データ監視とユーザ入力機能の両方を拡張することが可能です。

「SL 社は、標準の Web ブラウザから SoftPLC の分散 Web サーバ技術の遠隔監視・制御を可能にする対話的な Java HMI 開発ソリューションを提供できることに、大変エキサイトしている」と、SL 社のマーケティング担当副社長である Ted Wilson は語りました。

SoftPLC Corporation について：　http://www.softplc.com
元 Tele-Denken Resources, Inc. の SoftPLC 社は、1983 年に産業制御ソフトウェア会社として設立されました。SoftPLC 社は、制御システム開発、保守、シミュレーション、リアルタイム制御で生産性を高める PLC 関連のソフトウェア製品の開発において、幅広い経験を持っています。同社のコントロール業界におけるソリューション提供のコミットメントは、より優れた製品を提供することだけではなく、顧客サービス最優先のトータルなカスタマ・サポート・プロブラムに専念することにあります。

SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp

記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。