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SL 社、TM Forum 国際標準化団体のカタリスト・プロジェクトにおける、
プラグ&プレイ・デモのユーザ・インタフェースに選ばれる

クリティカルな業界チャレンジを解決する Fine Grain NGOSS

2002 年 5 月 14 日 - 仏ニース市 TeleManagement World 2002 発
リアルタイムなグラフィックス表示で業界をリードする、ソフトウェア・アプリケーションと開発ツール・メーカーの SL 社 (SL Corporation: 米国コルテ・マデラ市) は、SL-GMS J/Net が、TeleManagement Forum (TM Forum) 国際標準化団体の Fine Grain NGOSS (新世代オペレーション・システム&ソフトウェア) カタリスト・プロジェクトにおいて、プラグ&プレイ・ユーザ・インタフェースの作成に選択されたことを、本日発表しました。

「サービス・プロバイダが今日の変化するテレコム業界において成功するには、効率的でスケーラブル、かつ信頼でき安全な現代技術へ迅速にマイグレーションしていく必要がある。このニーズに応え、サービス・プロバイダ、システム・インテグレータ、ベンダーが、共通の業界チャレンジとしての合意のもと、協調作業で解決することを可能にしたのが Fine Grain NGOSS カタリスト・プロジェクトだ」と、SL 社の CEO である Tom Lubinski は語りました。「Fine Grain NGOSS アプローチは、これらの技術への漸次なマイグレーション・パスを提供するものであり、このプロジェクトに参画できたことにエキサイトしている」と、加えました。

Fine Grain NGOSS グループによって、カタリスト・プロジェクトのユーザ・インタフェース・コンポーネント提供で選ばれた SL-GMS J/Net は、Fine Grain ネットワークのカレント状況を示すトポロジ(ネットワーク接続形態)画面を作成するのに使用されています。ネットワークの物理的および論理的接続を、リアルタイムにかつダイナミックに表示し、個々のエレメントとハードウェア・コンポーネントの状況をグラフィックに表示します。J/Net が選ばれたのは、無線機器でも実稼働する高性能な Java アプリケーションと、Web サービスのユーザ・インタフェース・クライアントとして使用できるコンパクトで高速な Java アプレットの両方を提供する、他に類を見ないその柔軟性によるものです。

6 月上旬に開催される SUPERCOMM (Booth #20658) でもその実演が予定されている Fine Grain デモンストレーションでは、QoS (サービス品質) の SLA (サービス品質保証契約) 違反が差し迫っているネットワーク状況が設定されます。SL-GMS J/Net によるトポロジ表示コンポーネントが、ネットワーク上の警報状況を示し、発生した QoS 状況のイベントが、サービス・エンジニアの PDA に無線通信するワーク・オーダーを起動します。すると、J/Net のワーク・オーダー・コンポーネントが、実際の機器ラックの状況をグラフィカルに表示し、どこに新しいカードを追加してそのワーク・オーダーを完了するべきかを示します。そして新しいサービスがプロビジョニングされ、J/Net によるトポロジ画面は、新しい物理的および論理的ネットワーク接続と状況を表示します。また、Fine Grain NGOSS システムでは、ネットワーク全体の健全性ならびにクリティカルなビジネス機能の実行完了にかかった時間を示すパフォーマンス・マトリックスを提供する、Web サービス・コンポーネントを実装しています。J/Net は、この Web サービス・データのビジュアル化を、ブラウザにリアルタイムなヒストグラムとデータを表示するコンパクトな Java アプレットで、提供しています。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


TMF Fine Grain NGOSS について
TeleManagement Forum (TM Forum) 国際標準化団体の Fine Grain NGOSS は、特定のインフラストラクチャ・サービスによって実現されたアプローチで、新世代ネットワークのオペレーション・サポート・システム (OSS) を構築するのに適した複数の技術とビジネス機能の協調を実現するものです。カタリスト・プロジェクトは、リアルタイムなプラグ&プレイ機能を持ったサービス指向のアーキテクチャを定義することを目的としています。大規模システムから独立したコンポーネントとして認識できる Fine Grain は、サービス・プロバイダが既存のハードウェア/ソフトウェアへの投資価値を高めることを実現し、専門化されたコンポーネントの構築と既存コンポーネントの進化を可能にします。Fine Grain によって、アプリケーションはより粒状なサービス・コンポーネントに分解することができ、同じまたは新しいビジネス機能を実行するのに組み立て直すことが可能です。Fine Grain NGOSS は、専門化されたコンポーネントの構築、既存コンポーネントの進化、ポリシー によるビジネス・ゴールの実装を推進しています。


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