NTT-AT が、OSS(*1) 開発プラットフォーム 「TNMS エンジン」 の次期新製品に、米 SL 社の Java GUI テクノロジーを採用(*1)オペレーション・サポート・システム
SL-GMS の Java GUI を搭載した新しい 「TNMS エンジン」 では、プログラミングの専門家でなくても、NOC (ネットワーク・オペレーション・センター) システムからバックオフィスにおける Web アクセスまでのスケーラブルな OSS を、短期間で容易に開発することができます。さらに、新しいサービスや変化にも迅速にかつ柔軟に対応できるため、OSS の TCO 削減に貢献します。 TNMS エンジンは、ITU-T によって定められた TMN 国際標準に準拠した OSS の開発プラットフォームで、設計から試験までを支援する統合的なツールによって、OSS を短期間に少人数で開発することができます。長年に渡ってキャリアから企業までにおいて、ATM バックボーン、SDH/SONET、光通信、IP 網などのネットワーク管理システムに、幅広く採用されてきました。しかしながら、従来の「TNMS エンジン」 は強力なプロトコル・エンジンとしての機能が主体であり、HMI 開発機能がありませんでした。また、その処理記述には C++ 言語のプログラミング知識を必要としました。 そこで、新しい 「TNMS エンジン」 にはその HMI 開発機能として、SL-GMS J/Net ならびに RTView をバンドル化して連携することで、Web クライアントからリッチ・クライアントまでの高性能な画面を、柔軟にかつ迅速に開発できるようにしました。特に RTView のビルダー機能を活かし、基本的にプログラミングを必要としない開発環境を提供します。また、「誰にでも使える、作れる」を目標に、Java と UML 化によって、処理記述もほぼノンプログラミングで実装できるようになります。
今回の新しい 「TNMS エンジン」 で採用された SL-GMS J/Net はネットワーク管理 GUI 開発ツールで、RTView は SQL, XML, JMS(*2) など複数のデータソースに接続したネットワーク・オペレーション画面をビルダーでプログラミングすることなく構成して表示できる、リアルタイム・ダッシュボードです。これらは、SL社が20年以上培ってきたグラフィック描画技術とコード生成技術により、比類なくコンパクトで高速な Java GUI を実現しています。 > この新しい HMI 開発機能により、既存の 「TNMS エンジン」 ユーザも、背景地図上のネットワーク・ビュー画面やネットワーク機器状態画面、パフォーマンス管理グラフ画面、警報テーブル画面などの多彩でかつカスタマイズ可能なリアルタイム・ダイナミック GUI 画面を、迅速に作成することができます。そして、RTView のビルダーで構成した OSS のダッシュボード画面はすぐに Web ブラウザやエンタープライズ・ポータルで運用することが可能です。また、ネットワーク管理画面のみならず、関連したサービス管理などの情報をそれぞれの評価指標とともに同じダッシュボード画面で表示することができ、TNMS エンジンをベースにした OSS の 「コンテンツ・リッチでシンクライアント」 な統合的 Web インタフェースを提供します。
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