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SL ジャパン、Microsoft Windows Vista のサポートをいち早く発表

Vista 対応の SL-GMS Developer & Custom Editor for .NET 製品の新バージョン 3.0c をリリース

2007年 1月 24日(日本時間)
株式会社 SL ジャパンは、リアルタイム・データ監視と表示のグラフィックス・ソフトウェアで業界をリードする米国SL社が、Microsoft Windows Vista 対応の SL-GMS Developer for .NET ならびに SL-GMS Custom Editor for .NET 製品の新バージョン 3.0c を世界同時リリースしたことを、本日発表しました。

これらの SL-GMS 製品は、製造業をはじめ、リアルタイムなプロセスを表現するための高性能なダイナミック・グラフィック・コンテンツを必要とする監視制御システムの開発と運用で活用されています。SL-GMS Developer for .NET 製品では、その SL-GMSDraw ダイナミック・グラフィック・エディタで、ビジュアル・リッチな画面を対話的に作成し、その動的振る舞いをプレビューして確認できます。この SL-GMSDraw で作成した画面は、SL-GMS のカスタム .NET コントロールによってローディングされ、ライブデータ駆動または対話操作によってダイナミックに動作します。そして、Web またはデスクトップで運用するアプリケーションは、この SL-GMS カスタム .NET コントロールを使って、Microsoft Visual Studio で構築できます。

多くのプロセス制御環境においては、監視制御システムのグラフィック画面をプログラマではない技術者でも簡単に作成して保守できることが、必要条件になっています。SL-GMS Custom Editor for .NET は、監視制御システムやソリューションを開発しているソリューション・ベンダーが、アプリケーション固有の機能やデータソースへの接続を持った独自のカスタム・エディタを、迅速に開発できるようにしたものです。これによって、さまざまなターンキー・ソリューションや顧客プロセスごとの画面を作成する社内のサービス・エンドユーザや、プロセスの変更や拡張に伴い画面を変更する社外のエンドユーザ顧客は、画面をプログラミングすることなく柔軟にかつ容易にカスタマイズすることができます。

SL 社では、これまで待ち望まれてきた Windows Vista の正式版がリリースされ次第サポートできるよう、昨年から Windows Vista のベータ版を使って、先行開発しました。そしてこの度、SL-GMS Developer & Custom Editor for .NET 製品の Windows Vista 拡張版 Visual Studio 2005 における動作をテストし、これらの製品で構築したアプリケーションも Windows Vista 互換であることを検証しました。

「SL-GMS は、過去 20 年以上に渡って、製造向けの HMI システムの作成で業界をリードしてきた製品である」と、SL 社のプロダクト・マネジメント担当副社長の Rodney Morrison は述べました。「当初 .NET フレームワークが発表されたときには、ほとんどの DCS/SCADA ならびに MES サプライヤが、Microsoft .NET の分散データとコンポーネント・モデルを活用するために、まずはバックエンド・アーキテクチャを設計し直すことに専念していた。今回のWindows Vista のリリースによって、今度は Visual Studio の進化に追随するため、フロントエンドのモダン化に専念している。SL 社のミッションは、この過程においてすべてのお客様がこの新しい環境に円滑に移行できることを支援し、今後の監視制御システムの標準となるであろう Windows Vista 技術への容易なアクセスを、いち早く提供するものだ」と、加えました。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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