SL ジャパン、日立製作所に .NET ベースの GUI とカスタム・エディタ技術を提供SL-GMS Developer & Custom Editor for .NET を使った監視制御システムの開発2007年11月7日 計測展 2007 TOKYO @東京ビッグサイト発 リアルタイム監視制御システムのダイナミック GUI とエディタ技術で業界をリードする株式会社 SL ジャパン(米国本社: SL Corporation,SL ジャパン所在地: 東京都港区、代表取締役社長 羽島良重)は、株式会社日立製作所情報・通信グループ情報制御システム事業部(以下、日立)の監視制御システムの開発において、米 SL 社の SL-GMS Developer for .NET ならびに SL-GMS Custom Editor for .NET 製品を提供することを、本日より東京ビッグサイトで開催されている計測展 2007 TOKYO にて発表しました。 日立では、社会、交通、電力・ガス、産業、発電など、社会インフラを支えるさまざまなシステムを開発し、貢献しています。これまで、数々の監視制御システムを手掛けてきた中、その .NET をベースにしたプラットフォームに、SL-GMS Developer & Custom Editor for .NET を採用しています。 日立では、Microsoft .NET フレームワークにおける監視制御システムの開発で、リアルタイムな性能と多種多様の表現と機能が要求される GUI 画面を、タイムリーに効率良く開発・保守できるツールが必要であると考えていました。昨今の加速化するビジネス・オペレーション環境におけるアプリケーション開発では、さまざまな要求仕様に対応した高機能で高性能な画面を、短時間で開発しなければなりません。そして、その開発コストばかりではなく、画面変更にかかる保守費用を最小化することによって、アプリケーションの TCO を削減することが可能になります。また、プロセス制御から情報管理までのトータル・システムの提供では、Microsoft .NET 技術による Web 展開も不可欠な要素であるため、SL-GMS Developer & Custom Editor for .NET が選ばれました。 SL 社の SL-GMS (SL グラフィカル・モデリング・システム)は、世界をリードする DCS や SCADA 製品をはじめとするさまざまなリアルタイム監視制御ステムのダイナミック GUI 画面とその専用カスタム・エディタの開発で、20年以上にわたって使用されてきました。SL-GMS では、アプリケーション・システムから独立して、SL-GMSDraw エディタを使って対話的に動的属性を持ったグラフィック・オブジェクトを作成し、すぐにエディタ内でプレビューしてその動的振る舞いを確認することができます。そして、SL-GMSDraw エディタで作成して保存したグラフィック・モデルは、C++, .NET, Java 製品間で流用できるようになっており、統一されたソリューションによって、部品資産の長期にわたる保護を可能にしてきました。ライフサイクルが10年におよぶ監視制御システムでは、長期にわたって使用できる技術の採用が必要条件です。 さらに、SL-GMS Custom Editor for .NET によって、数人年かかるアプリケーションやシステム固有のカスタム・エディタを、わずか数人月で開発することが可能です。このカスタム・エディタによって、個々のアプリケーション画面を、プログラミングすることなく迅速に作成して保守することができます。 株式会社 日立製作所について: http://www.hitachi.co.jp
記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。 2007年 ニュースリリース 一覧へ戻る ニュース一覧へ戻る |