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SL 社の RTView が、VMware vSphere におけるアプリケーション性能監視を提供

2012 年 12 月 19 日 (米時間 12 月 18 日 カリフォルニア州コルテ・マデラ市発)
アプリケーションならびにサービス・レベル・システムの監視ソリューションの提供でリードする米国 SL Corporation(以下 SL 社、日本法人:株式会社 SL ジャパン)は、同社のフラグシップ製品である RTView Enterprise Monitor が、VMware vSphere データに接続する新しいアダプタを提供し、ユーザは PaaS サービスならびにリソースのインフラストラクチャ指標を、アプリケーション性能監視の視点で可視化できるようになりました。さらに、RTView では VMware vSphere 指標をアーカイブし、ヒストリカル・トレンド分析ならびにアラートを目的とした長期に渡る指標履歴をアーカイブして管理することが可能です。

「今日 VMware はどこでも使用されている 'every-ware' になり、RTView Enterprise Monitor のようなアプリケーション中心の監視製品にとっては、アプリケーション健全性の全体像を提供するのがとても容易になった」と、SL 社の CEO であるトム・ルビンスキはコメントしました。「インフラストラクチャに係わる性能情報を手軽に入手できるようになり、よりハイレベルなコンポーネント・データとの統合を合理的にし、複雑なビジネス・アプリケーションを運用管理するモデルに改革を起こしている」と追加しました。

新しい RTView Enterprise Monitor のアダプタによって、ユーザはホストならびに仮想マシンの CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク・データを、VMware vCenter ならびに ESXi サーバからリアルタイムに収集することができます。RTView は、これらの指標をアプリケーション・サーバ、エンタープライズ・メッセージ・バスやその他のミドルウェア・コンポーネントからのアプリケーション性能データと結合し、アプリケーション環境全体を一元可視化します。この簡明な可視化は、問題の重大度合いを瞬時に判別可能とし、ドリルダウン機能が迅速な原因の究明と解決を支援します。

また、vCenter ではビルトインされた性能指標を提供しているため、アプリケーション・コンポーネントをホスティングしているマシンすべてにエージェントをインストールして管理する煩わしさを解消します。代わって RTView では単純に vCenter に接続するだけで、複数のデータセンターならびに何千もの仮想マシンからのデータを統合できます。さらに RTView では、アプリケーションとそのインフラならびにミドルウェア・コンポーネントの相互関係を直感的に可視化し、任意の性能問題がビジネスに及ぼす影響度と重大さを強調することが可能です。

また、RTView に含まれるヒストリアン機能を使って vSphere 性能指標を任意の SQL データベースに格納し、容量計画や履歴のトレンド分析を行なえます。そして、これらのトレンドはアラートのしきい値を調整するのに活用できます。また、RTView が生成するアラートは、RTView のアラート管理システムでその他のアプリケーション・コンポーネントのアラートと統合することが可能で、ユーザはアラートを迅速にフィルタリングして性能問題の真の原因をより迅速に特定できるようになります。

特に、軽量で柔軟性を持った RTView Enterprise Monitor は、クラウド・ベースならびにオンプレミス・コンポーネントの両方の監視が要求される複雑な環境における使用で、その威力を発揮します。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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