米 SL 社、分析ならびにアラート機能を強化した、RTView Oracle Coherence Monitor 新バージョン 6.0 をリリース分析機能の拡張によって、Coherence専門家への依存度を軽減、ログファイル解析工数を最小化
また、RTView OCM を SL 社の RTView Enterprise Monitor (EM) と透過的に統合(オプション)して使用することができるようになり、Coherence を中心としたアプリケーションならびにプラットフォーム全体のコンポーネントすべてに関する健全性の状況、アクティビティ、構成を、一つのコンソールから包括的に監視することが可能になりました。RTView EM によって、ユーザは Coherence 環境上にある外部システムの影響をより的確に把握できます。 「RTView EM と OCM 6.0 を組み合わせて使用することによって、健全性、アクティビティ、ロード・バランス、構成情報などを、Coherence グリッド・サーバ、WebLobic クライアント、インフラストラクチャなどから集約して関連付けて監視することができるようになり、Coherence 上で稼働する最も重要なビジネス・アプリケーションへの明確なエンドツーエンドの可視性がサポート部門を支援する」と、SL 社のプレジデント& CEO であるトム・ルビンスキはコメントしました。 RTView OCM 6.0 では、クラスタ全体の拡張クライアントならびにクライアント・リクエストのロード・バランスを時系列で視覚的に表示します。これらの直感的なグラフィックスによって、アプリケーションの応答時間に影響し得るホットスポット、スレッドや容量問題などを、ピンポイントで特定できます。また同様の他画面では、ローリング・リスタート、キャッシュ・ウォームアップ、データベースへの Coherence 書き込みなど、クラスタ全体の重要なプロセスの状況を、任意の過去時間でプレイバックして見ることが可能です。 また OCM 6.0 では、Coherence クラスタ構成、アクティビティ、性能、資源の使用、プロキシー接続のロード・バランス、データベースへの永続化失敗など、注意を要する状況を幅広い範囲でプロアクティブにアラートすることが可能です。そして、OCM の高度なアラート管理システムは柔軟性がありつつも設定が簡単で、ノード、クラスタ、キャッシュのアラートを、ターゲットとしている通知やオペレーション・レスポンスに対するインデックス化されたしきい値とともに提供します。 さらに、RTView Enterprise Monitor プラットフォーム・オプションによって、すべての Coherence クラスタを、単一のアラート管理コンソールと統合された一つのコンソールで監視することが可能になります。このフル機能コンソールによって、クラスタ毎、環境毎、またはアラート毎などによってアラートをフィルタリングし、時間経過とともにイベント・パターンを迅速に特定できます。また、直接アラートから背後にある監視データにドリルダウンして、迅速なトラブルシューティングを行なえます。
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