SL 社、リアルタイム・アプリケーション監視を Oracle スタック深くに拡大
Oracle Enterprise Manager への新しいコネクタによって、ミッション・クリティカル・
アプリケーションが稼働する Oracle インフラストラクチャの監視と診断を拡張
2014 年 9 月 30 日
複雑で分散したアプリケーションのエンドツーエンド・モニタリング・ソリューションの提供で業界をリードする SL 社は、Oracle Enterprise Managerへの新しいコネクタをリリースし、Oracle 技術をより広範にサポートしたことを、本日 Oracle OpenWorld で発表しました。この新しいコネクタは、Oracle Enterprise Managerから直接性能と診断データを収集し、アプリケーション全体の健全性と性能のエンドツーエンドな監視の一部として、アプリケーションの所有者とサポート・チームが閲覧できるようにしたものです。
この Oracle Enterprise Manager へのコネクタは、多くのミッション・クリティカルなアプリケーションまたはエンタープライズ PaaS (Platform as a Service) のコア技術プラットフォームを形成する Oracle Coherence, Oracle WebLogic, Oracle Database それぞれのソリューション・パッケージ提供による既存のリアルタイム監視機能を完成させるものです。
これらのクリティカル・アプリケーションが複雑化するにつれ、リアルタイムな可視性と洞察性の実現はさらに重要かつ難しくなります。アプリケーションのダウンタイムは売上損失に直結しており、マルチベンダー多層アプリケーション全体における健全性と性能の監視は、もはやあれば良いから不可欠なものになっています。
「SL 社におけるOracleプラットフォームへの投資は、最も重要で価値が高いカスタム・アプリケーションの監視を強化するものである」と、SL社のCOOであるTed Wilsonはコメントしました。「さらに、TIBCO, IBM, VMware ネイティブ製品やTomcat, MySQLなどのオープンソース技術に対応したモニターを併用することで、Oracle 製品を深部まで監視できるSL社のソリューションは、真のエンドツーエンド・ビジビリティを提供できる」と、追加しました。
SL 社の RTView Enterprise Monitor 製品は、容易に構成して使用できるアプリケーション・モニターで、プラグイン可能なソリューション・パッケージによって、マルチベンダーによる多層のアプリケーション環境を監視できます。RTView Enterprise Monitor は、アプリケーション・サポート・チーム、開発者、アーキテクトが、予め構築されている監視ダッシュボードならびにアラートを使用することによって、プラットフォーム・サービス・レベルの維持ならびにリソース活用を監視し、企業において急増している要求に応えるものです。
Oracle Enterprise Manager コネクタは、Oracle Enterprise Manager (OEM) 診断データを活用することで、Oracleデータベースや WebLogicサーバからの健全性と性能データの収集を簡素化します。OEMは、Oracle 技術をコンポーネント・レベルで管理するために使用されることが多く、コンポーネント間での可視性は提供されません。RTView Enterprise Monitor では、マルチベンダーによる多層アプリケーション環境におけるダイナミックな関連付け、履歴分析、高度な可視化ダッシュボードによって、OEM データ収集機能を増大するものです。
Oracle Coherence ソリューション・パッケージは、Oracle Coherence環境におけるリアルタイムな性能監視を、ノード、クラスタ、アプリケーションのレベルで提供するものです。負荷の分散状態、性能履歴の傾向、リソース使用状況、ホットスポットとボトルネックを監視し、リアルタイムなアラートを提供します。
Oracle WebLogicソリューション・パッケージは、大規模な WebLogicサーバ環境におけるパワフルで直観的なオペレーション・インテリジェンスを、サーバ、クラスタ、アプリケーション・レベルで提供するものです。ユーザは、クラスタのロード・バランスや性能異常などの複雑な問題を迅速に診断し、該当するサーバ、JVM、コネクションまたはスレッド・プール詳細へとドリルダウンできます。WebLogicサーバの性能は、ホスト、仮想マシン、ネットワーク、データベースまたはメッセージ・キューと関連付けることが可能です。
Oracle Database ソリューション・パッケージは、健全性と性能情報をリアルタイムに収集し、履歴トレンドグラフを使って瞬間的な問題の解決を可能にします。このツールは、深いデータベース・アーキテクチャ・スキルがなくても、アプリケーション全体の内容に沿ってデータベースの問題を診断できます。
SL 社による Oracle の健全性と性能の監視ソリューションの詳細については、またはデモや評価版のご希望は、Oracle OpenWorld 2014 における Moscone South ブース番号2338 を訪問してください。
SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について www.sl-j.co.jp
1983 年以来、30 年にわたって、リアルタイム・データの監視とダイナミックでグラフィックな可視化で業界をリードしてきた、専門メーカーです。SL 社の RTView は、コンポーネント・レベルのインフラ監視とアプリケーション性能管理 (APM) から、ビジネス・サービス監視 (BSM)、ビジネス・アクティビティ監視 (BAM) に至る、広範な企業アプリケーションの可視化と監視で活用されています。さらに RTView は、SOA 市場におけるメッセージング・ミドルウェア、インメモリ・データ・グリッド (分散キャッシング・システム)、複合イベント処理 (CEP) エンジンの可視化と監視で使用されているデファクト・スタンダードです。SL 社の技術と専門性、コミットメントと顧客実績、パートナー重視のビジネス・カルチャーが、世界の業界でリードする一万以上にもおよぶ最もミッション・クリティカルなアプリケーションとビジネスの支援で、SL 社が選択されてきた理由です。世界で 124,000 以上、国内で 10,900 以上のライセンス出荷 (2013 年末現在) を出荷しています。
株式会社 SL ジャパンは1998 年に設立された、SL 社の日本法人です。
###
記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。
2014年 ニュース一覧へ戻る
ニュース一覧へ戻る
|