海外ユーザ事例: SL-GMS
宇宙・防衛: ENSCO 社 宇宙船打ち上げの安全を確保する、気象監視システム
ハイテク・エンジニアリング・ソリューションを提供する ENSCO 社 (フロリダ州ココアビーチ) は、気象・地区安全支援システム 「MARSS - Meteorological and Range Safety Support」 を、有人・無人宇宙船の主要発射地区であり空軍基地や飛行場もある東部地区向けに開発し、重要な契約の多くを締結しています。
宇宙船発射基地を中心に、落雷などのフロリダ州全体の天候を監視し、シャトル打ち上げの安全を確保するこのシステムに、SL-GMS の地図をはじめとする機能が活用されています。この気象監視システムでは、フロリダ州の地図から宇宙センターへ、さらには発射台部分にまでズームインすることができます。気圧線、風速や気圧、天候情報などがリアルタイムで瞬時に地図上に表示され、オペレータは対話的に操作しながら安全性の分析を行えるようになっています。
MARSS は最先端の統合アプリケーションを集めたもので、リアルタイムで気象データを収集、解析、配布しますが、これは発射基地の何百人もの作業員や宇宙飛行士や公共の安全には欠かせない機能です。
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