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SL 社、高性能な大規模 JMX 実装要求に対応

監視と可視化でリードする RTView の最新バージョンで、AJAX サーバの性能もさらに合わせて強化

2007年7月17日 カリフォルニア州コルテ・マデラ市発
リアルタイムな監視、解析、可視化ソフトウェアの提供でリードする SL Corporation (以下、SL 社)は、大量の MBeans がアクセスされるような大規模の JMX 実装における高速で高度な集約機能とリアルタイムなJMX通知機能を提供する、RTView の最新バージョンをリリースしたことを、本日発表しました。これらの JMX 機能の性能強化は、RTView をソリューションに組み込んでいる大手のグローバル・ソフトウェア・ベンダーからの要求に応えて実現したものです。また、シンクライアント環境におけるダッシュボード画面のダウンロード時間を最短にすることを目的に、RTView の AJAX サーバの性能も合わせて強化しました。

JMX は、Java/J2EE アプリケーションならびにアプリケーション・サーバの標準的な監視・管理手法として、迅速に拡がり一般化してきています。アプリケーションにJMXを実装すれば、IT 部門は無限の量に見えるアプリケーション情報を開示することができます。さらに、多くのミドルウェア製品では、広範なパフォーマンス評価指標配列を自動的に開示するJMXを実装して、出荷しています。

サード・パーティならびにカスタム・アプリケーションで大量の情報が JMX フレームワークによって開示されるため、IT部門と独立系ソフトウェア・ベンダー (ISV) の両者は、関係のあるデータを選び集め、アクションが取れる意味のある情報としてプレゼンテーションすることに、苦戦しています。このチャレンジは、情報がリアルタイムである必要性があると同時に、その履歴も活用できることが要求されるため、複雑化しています。さらに、大量の JMX 駆動のリアルタイム情報と履歴情報を幅広いアプリケーションで監視するということは、パフォーマンスにも影響を及ぼします。

「多くの企業が、JMX の実装で苦戦している。アプリケーションの管理で JMX の採用を決定するものの、jcosole やオープン・ソースJMXツールが厳しい運用環境では実用できないからだ。そして、監視するアプリケーションを追加していく毎に、そのソリューションが必ずしもスケーラブルではないことを目の当たりにしている」と、SL 社のプロダクト・マネジメント担当副社長のロドニー・モリソンは述べました。「我々は、この分野のお客様とパートナーと協調することで、多くの経験を重ねてきた。その結果、JMX を当初実装したときに期待されていた高性能な JMX 監視・管理ソリューションを提供できるに至ったことを、大変嬉しく思う」と、加えました。

RTView の最新バージョンでは、大規模な JMX 実装における高性能な監視・管理機能を提供しています。任意のデータソースからのリアルタイム・データならびに履歴データをもとに、カスタマイズ性が極めて高いダッシュボード、解析、アラート、レポート機能を、容易に作成して運用できます。RTView では、ユーザはリアルタイムな JMX データを任意のリレーショナル・データベースに永続性のあるデータとして格納することができるため、同じダッシュボード画面で、リアルタイムな情報を履歴情報と比較することができます。またISV は、RTView は用意に統合してブランド化できる組み込み可能な監視・管理コンソールとしてエンドユーザ顧客向けにカスタマイズして提供することができます。

RTView の高性能な JMX 実装については、SL 社が同時に発表した「SL 社、BEA 社のWebLogic Event Server のリアルタイムな監視と可視化の拡張で支援」リリース・ニュースで見ることができます。

その他、最新の RTView バージョン 4.5 ならびに 4.6 では、次の機能などが拡張されています:

  • リアルタイムな解析機能: 独自の解析関数として簡単に拡張したりカスタマイズできる Java API が新たに追加されました。さらに、解析関数は、「グローバルな解析関数」として定義できるため、すべてのダッシュボード画面で集中的にアクセスして使用できます。

  • TIBCO監視機能の強化: TIBCO RendezvousモニターとJMSトランザクション・モニターが、一つの統合化されたアプリケーションにまとめられ、トランザクションが複数のトランスポートを使っているときに、エンド・ツー・エンドのトランザクション評価指標を可能にします。また、通知イベントとして設計されたTIBCO Hawkアラート機能は、RTViewダッシュボードへの入力として使用できるようになりました。

  • SNMPトラップのサポート: 新たに加えられた「SNMPトラップ送信」コマンドによって、SNMPエージェントからSNMP管理ステーションに送信されるのと同様に、RTView画面がSNMPトラップ・メッセージを送信するように設定できます。これは、システム管理ソフトウェアとの統合に重要です。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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